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書籍 旧ソビエト連邦を歩く

¥2,420 税込

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共産主義を掲げ理想の国家建設を目指すも、1991年に終焉を迎えたソビエト連邦。直後の混乱も30年以上経過した現在ではほぼ収束し、立ち入りが難しかった旧ソ連の構成国に興味を持つ人や、失われた国家の痕跡を見るために実際に訪れる人も増えています。

本書は、旧ソビエト連邦に幾度も入国した経験を持つ女性写真家・星野藍による写真+紀行エッセイ集です。彼女は、旧ソ連の構成国15カ国を全て旅して写真に収めてきましたが、さらに国として認められていない、入国が極めて困難な“未承認国家”4カ国(ナゴルノ・カラバフ、アブハジア、南オセチア、沿ドニエストル)にも果敢に足を踏み入れています。

そんなフォトグラファー・星野藍が、これまで撮影してきた巨大建造物をはじめ、旅を進める中で目にしてきた景色や街の生活風景、人々との出会いなど、数多くの写真と紀行文で構成する一冊です。

◎CONTENTS
第1章 ロシアと周辺4カ国
ウクライナ/ロシア/モルドバ、沿ドニエストル/ベラルーシ

第2章 中央アジア5カ国
ウズベキスタン/キルギス/トルクメニスタン/カザフスタン/タジキスタン

第3章 バルト3国
リトアニア/ラトビア/エストニア

第4章 コーカサス3国
ジョージア、南オセチア、アブハジア/アルメニア/アゼルバイジャン、ナゴルノ・カラバフ

COLUMN

廃軍事基地のある森で聞いたアポカリプティックサウンド/海辺の食堂とスーパーの風景 ―旧ソ連のSUSHI /甘い記憶と食堂の定番―ベラルーシの味/コンテナが並ぶ市場とアシュランフー ―キルギスのバザール/ピンクのスープと飛行船団子 ―リトアニアの味/スプラが息づくクリスマスの晩餐 ―ジョージアの家庭で

著者プロフィール

星野藍

福島県出身。写真家・グラフィックデザイナー。軍艦島をきっかけに、廃墟を被写体として撮影を始める。旧共産圏や未承認国家に強く惹かれ、近年縦横無尽に巡っている。「APAアワード2024」金丸重嶺賞、「名取洋之助写真賞」奨励賞を受賞。著書に『幽玄廃墟』『旧共産遺産』『未承認国家アブハジア 魂の土地、生きとし生けるものと廃墟』などがある。

商品概要

タイトル:旧ソビエト連邦を歩く
著者:星野藍
体裁:A5判/本文192ページ
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)
発売日:2025年12月16日
発行元:辰巳出版株式会社
ISBN:978-4-7778-3216-3

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