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八画文化会館叢書vol.09 電気風呂御案内200 Electric Bath Handbook
¥1,100
前代未聞の電気風呂ハンドブックの登場! 銭湯のなかでも、ちょっと怖くて近寄りがたいイメージのある電気風呂。 でも勇気を出して一歩足を踏み入れば、そこはまさに未体験の極楽ゾーンが広がっています。電気風呂をこよなく愛し、関西・関東を中心に電気風呂を探し歩いているけんちん氏による前代未聞の電気風呂ハンドブックの登場です! 「四天王」「極楽」「地獄」「湯治」「湯めぐり」の5つのカテゴリ別に全32物件詳細レビューをはじめ、老舗電気風呂メーカーの小西電機インタビューや、イラスト図解で電気風呂の入り方もわかりやすく解説! さらに巻末には電気風呂の強弱を5段階で表した「電気風呂パワー」とコメント付きの200物件INDEXもついて、実用性バッチリ! この1冊で、今日からあなたも電気風呂巡りができるようになること間違いなし!! ◆目次◆ ■Contents □電気風呂 四天王 竹の湯/そしがや温泉21/昆陽温泉/ヘルシー温泉タテバ □極楽電気風呂 大黒湯/灘温泉水道筋店/月見湯温泉/千鳥温泉/アクアガーデン栄湯/サウナの梅湯/第三玉の湯 □地獄電気風呂 萬歳湯/栄町温泉/野崎浴場/朝日温泉/第二宝湯/大栄湯/八幡湯 □湯治電気風呂 湯処あべの橋/日之出温泉/大星湯/六甲おとめ塚温泉/武蔵小山温泉 清水湯/中延記念湯/辰巳湯 □湯めぐり電気風呂 大門湯/人蔘湯/ぽかぽか温泉/喜楽湯/千鳥湯/船岡温泉/福美湯 □電気風呂Q&A □電浴の心得 □電気風呂メーカーインタビュー □電気風呂INDEX 200 □解説 JP-Super ◆著者プロフィール◆ 1980年大阪府交野市生まれ。電気風呂鑑定士。団地ソムリエ。団地好きが高じ、新聞・雑誌・Webメディアへの団地関連の寄稿多数。人生の中で得することを色々な人とシェアするのが生きがい。『珍スポット』クラスタの《金原みわ》、『廃墟』クラスタの《だみあん君》と共に大阪此花千鳥橋にあるイベントスペース『PORT』にて異業種趣味交流イベント『別世界Bar』を毎月開催。 所属:団地愛好家集団チーム4.5畳/銭湯電気保養協会/ドムドム連合協会/日本サぱ協会/別世界Barクルー/BOWLING No.9(トランペット担当) Twitter:@kenchin 【判型】A5並製(148×210mm) 【頁数】32p(オールカラー) 【発行】2019/02/06 【著者】けんちん 【デザイン】鈴木隆文(buzzdesign) 【装丁】小磯竜也 【イラスト】ユッカ・バッファロー 【ジャンル】銭湯、電気風呂、レトロ
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八画文化会館叢書vol.08 ふしぎな廃人形の世界MYSTERY RUINS
¥1,100
ようこそ謎と怪奇の廃人形ショウへ 廃墟や路上で朽ちた人形には、現役スポットの人形にはないユーモラスで不思議な味わいが宿ることがある。ポンチハンター氏が切り取る廃墟の世界は、経年劣化や、人為的なイタズラ、自然による変化で意図しないユーモアが出現したときに冴えわたる。 ヒザカックンされたときのような、なんともいえない脱力感に満ちたシュールな空間。何度見ても笑ってしまう、生きたことはないはずの人形たちのふるまい。人間よりも人間味あふれる廃人形たちに、魅惑の世界へと誘われる。 そこには人間的なユーモアと、ちょっとしたお色気と毒が混ざり合っている。 廃墟を美しいだけの芸術的な被写体としてではなく、煽り立てるだけの心霊スポットでもなく、産業遺産として保護対象に変えてしまうのでもない。既存の態度とは一線を画した独自の廃墟へのまなざしと楽しみ方がある――。 ◆目次◆ ■Contents 謎と怪奇の廃人形ショウ/倒れゆく廃人形たち/ふしぎな廃人形があの世とこの世を繋ぐ/闇に浮かぶ生首がきみを襲う/顔のないロボットの反乱/逃げまどう人形たちの足音が聞こえてくる/廃墟に隠されたタブー □廃人形セレクション30 □著者インタビュー「ふしぎな廃人形と出会う」 □解説 小嶋独観 ◆著者プロフィール◆ 廃墟&珍スポ愛好家。小さい頃から廃墟や珍スポが好きという変わった子どもだったので、高校時代にバイクの免許を取ると当然のように廃墟&珍スポ巡りを始める。その後、四輪の免許を取得し活動範囲を拡大。インターネットで情報を集めやすくなったことも後押しして、今では日本全国の廃墟&珍スポを訪ね歩いている。1989年の大滝ランド訪問で廃墟の人形の魅力に開眼。廃墟に残る人形情報の収集に余念がない毎日を送っている。 「ポンチハンター2.0」 http://punchhunter2.exblog.jp 【判型】A5並製(148×210mm) 【頁数】32p(オールカラー) 【発行】2019/02/06 【著者】ポンチハンター(WEB「ポンチハンター2.0」主宰) 【デザイン】鈴木隆文(buzzdesign) 【ジャンル】廃墟、珍スポット、人形、ミステリー、オカルト
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八画文化会館叢書vol.07 八画文化会館OFFICIAL FAN BOOK 矛盾不純
¥1,100
いつの時代にも、新しいものは“なんだかわからないもの”として登場する。 「見えるものはみんなひとのものだよ。」 「うん。」 「見えないものは、僕らのものだよ。」 (「デザインを終えて」より抜粋) 90年代頃から自然発生した、珍スポット、廃墟、工場やダムなどのドボク遺産など、観光地以外を観光するというオルタナティヴな旅の愛好家たちによって、一種独特のシーンが形成されました。マニアックで、オカルトで、廃で珍なカルチャー。 このシーンのなかから出てきた、知る人ぞ知る不定期刊行マガジンの『八画文化会館』は、2010年5月に活動開始し、6年間で本誌4冊と、叢書6冊を発行してきたインディペンデントマガジンです。土地や時代からズレても生き残り不思議な魅力を放っている物件をめぐる「終末観光」というテーマを掲げて活動してきました。 本書は矛盾や不純、そしていつも「なんだかわからない」思いを抱えながら本をつくってきた制作の舞台裏について赤裸々に明かした、本邦初の公式ファンブックです。 アートブックとしても楽しんでいただけるように、10年に渡って日本全国の街角から採取した風景の中でも、とくに路上からはみ出している「SEX・ニセモノ・交通安全」の写真をピックアップし、コラージュアートブック風に構成しました。 アダルト産業大国の日本では街並みにおいても許容されてきたエロ文化の残滓、「アカンやつ」と言われても各地に発生しつづけるニセモノ、交通安全を祈りながらもドライバーや通行人の目を惹きすぎて目立ち、逆効果になっているんじゃないかというような矛盾を抱えた交通安全オブジェ。 これらの路上に存在した風景写真を、今もっとも注目すべき気鋭の若手エディトリアルデザイナーLITTLEBEACH Studioの小磯竜也さんによる、斬新なコラージュアートでお楽しみ下さい。 紙の本を愛する人へ、そして絶滅危惧種のように貴重な八画文化会館ファンの皆様へ贈ります。 ◆目次◆ ■第1章 AVメーカー事務所の片隅から。 新宿のはずれ、大久保の雑居ビルにて/気鋭のイラストレーター小磯竜也との出会い/自由の矛盾と金儲けの不純 ■第2章 28歳、私「あっち側」へ行ってきます。 酒井竜次の4年ごとに負けるストーリー/ジュンク堂新宿店「ふるさとの棚」の無責任編集/『愛知県漂流』に揺さぶられて/赤信号を渡って『八画文化会館』へ ■第3章 私の答えはただひとつ、続けること。 「ない」ものを数えて「ある」ものまで失くす毎日/とにかく続けること □解説 山内哲也 ◆著者プロフィール◆ 石川春菜 編集者、ライター。1982年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部、文芸専修卒業。ジュンク堂書店池袋本店にアルバイトで2年、同新宿店に正社員として5年勤務。6年目に転職し、『八画文化会館』編集長を務める。 「八画文化会館」http://hakkaku-culture.info/ 小磯竜也 アートディレクター。1989年、群馬県生まれ。東京都在住。東京藝術大学美術学部、絵画科油画専攻卒業。フリーのアートディレクター兼グラフィックデザイナー兼イラストレーターとして、主に広告物や書籍などのデザイン及びディレクション、プロデュースを行う。『ジャポニカヒップホップ練習帳』サイプレス上野(双葉社)や、『名作漫画誌 品格vol.2』(シカク出版)の装丁を手掛ける。 「LITTLEBEACH Studio 小磯竜也 OFFICIAL SITE」 http://www.littlebeach.net/ 【判型】A5並製(210×148 mm) 【頁数】32p(オールカラー) 【発行】2016/08 【限定】1000部限定発売、シリアルナンバー付き 【著者】石川春菜(八画文化会館 編集長) 【デザイン】小磯竜也(LITTLEBEACH Studio) 【ジャンル】昭和レトロ、路上観察、エッセイ
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八画文化会館叢書vol.04 公園手帖2 キノコ公園
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キノコのことを知らないあなたへ贈る 魅惑のフォトブック キノコ。それはとても奇妙で謎に包まれた存在です。キノコは植物でも動物でもありません。動物とは違って単体で完結した生き物ではありませんし、植物のように光合成によって自ら養分を作り出すこともできません。カビや酵母などと同じ仲間の、菌類という微生物で、ほかの生き物と共生することにより生活しています。 地上の菌類は100万~150万種あると考えられていて、そのうち現在明らかになっているのは5%にも満たないといわれています。そう、キノコの世界のほとんどは未知。名前すらわからないキノコが、この世にはたくさんあるのです。 そんな奇妙で不思議なキノコに魅せられた人々による“キノコ趣味”が、近年静かな広まりを見せています。 本書は、『乙女の玉手箱シリーズ きのこ』、『きのこ旅』(ともにグラフィック社)の監修などで活躍する、きのこ愛好家とよ田キノ子さんによるフォトブックです。とよ田さんは自身のブログで「全国キノコ公園マップ」を作成し、本物のキノコのように謎が多く、まだまだ発見されていないキノコ公園に注目されています。 「世の中には、キノコ型の遊具やシェルター(東屋)、テーブルなどが設置されている公園がある。日常に少しだけ添えられたファンタジー。人はそれを「キノコ公園」と呼ばずにはいられないのである」(前文より) 「日常のファンタジー」という言葉にぴったりの、街角で不思議な存在感を放つキノコ型遊具。1章の「なぜそこにキノコがあるんだろう」では、デパートの屋上、霊園、パーキング、廃墟、果てはサハリンからバス停まで、様々な場所に現れるキノコ遊具の魅力に迫ります。 本物のキノコと同じように、様々なパートナーと一緒に生活しているキノコ遊具。2章の「キノコと不思議なパートナー」では、果物や動物などのほほえましい組み合わせや、文房具、観音などの不思議なカップリングをご紹介。 さらにキノコの用語集や、図解式の鑑賞ポイント、きのこ愛好家の文学者・飯沢耕太郎氏による解説付きで読み応えも十分。全国各地で採集された42のキノコ遊具写真を美しい写真でお届けする、「キノコ公園」のフォトブックです。 ◆目次◆ ■第1章の「なぜそこにキノコがあるんだろう」 軽井沢銀座パーキング/岡谷市営 内山霊園/京都府立植物園 きのこ文庫/おかざき世界子ども美術博物館「妖精の棲む浮かぶ島」/ワンハッピープラザ跡/そごう横浜店 屋上「太陽の広場」 ■第2章 キノコと不思議なパートナー イームイ児童公園/ゆうな公園/中野区中央公園/那覇市中央公園/トヨスノコシカケ/まえはら児童公園/ ■第3章 公園の中のかわいいキノコ 加家公園「メルヘンの森」/追分公園/青葉台公園/信州やぶはら高原こだまの森/加賀市中央公園ほか □こんなところにもキノコがありました □まだあるよ きのこと不思議なパートナー □公園の中のかわいいキノコ見つけた □もっとキノコ公園を楽しむために □解説 飯沢耕太郎 ◆著者プロフィール◆ ウェブデザイナー、きのこ愛好家。信州きのこの会会員。2007年に“きのこ病”を発症し、以降「とよ田キノ子」名義で活動を開始。きのこグッズコレクションの展示やきのこをモチーフにした作品展、きのこイベント等を開催。日々、きのこの魅力を伝える“胞子活動”を行っている。 【判型】A5並製(210×148 mm) 【頁数】32p(オールカラー) 【発行】2015/08 【限定】1000部限定発売、シリアルナンバー付き 【著者】とよ田キノ子 【デザイン】中田舞子 【ジャンル】きのこ、公園遊具、レトロ
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売り切れ 八画文化会館叢書vol.11 ゲタバキ団地観覧会
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団地本の異端児が誕生! 昭和・平成・令和へと時代が移り変わり、昭和の生活スタイルや文化が見直されています。 住宅不足に悩む終戦後から高度成長期にかけて全国に建てられた団地も、消えゆく昭和文化を体験できる貴重な遺産のひとつ。その団地のなかでも、大都市の街なかに溶け込むように姿を隠している「ゲタバキ団地」。まるで「ウォーリーを探せ!」のように、よくよく目を凝らして観察しないと見えてこない「もうひとつの団地」です。 ゲタバキ団地とは、下層階に商店や事務所、上層階に住宅がある「併存住宅(ゲタバキ住宅)」のうち、上層階の住宅が公的団体の建設した住宅のこと。本書では日本住宅公団の作ったブランドである「市街地住宅」をメインに40軒をご紹介します。 現役の賃貸物件として入居者を募集している物件もあるので、気に入ったら住んでみるのもよし。観察対象として、まち歩きの選択肢のひとつにしてもよし。著者けんちん氏と一緒に『ゲタバキ団地観覧会』に出かけましょう! ◆目次◆ ■Contents 阪南市街地住宅/田町駅前市街地住宅/瓦屋町市街地住宅/西陣市街地住宅 天神橋市街地住宅/西谷町市街地住宅/高尾市街地住宅/赤川町市街地住宅/老松市街地住宅/内久宝寺市街地住宅/清滝市街地住宅/都営 高橋アパート 西上汐市街地住宅/東谷町市街地住宅/東中寺市街地住宅/太閤通市街地住宅/中安井町市街地住宅/江坂市街地住宅/河原町五条市街地住宅/都営 第2後楽園アパート/西長堀市街地住宅/北堀江市街地住宅/桜川市街地住宅/下の橋市街地住宅/上飯田市街地住宅/御池通市街地住宅/南幸市街地住宅/薄野市街地住宅 南青山三丁目市街地住宅/南青山三丁目第2市街地住宅/北青山三丁目第2市街地住宅/渋谷二丁目市街地住宅/上野毛市街地住宅/都営 後楽園第1アパート/大浪橋市街地住宅/岡崎橋第二市街地住宅/信濃橋市街地住宅/津久野市街地住宅/西大寺駅前市街地住宅/切戸町市街地住宅 □ゲタバキ団地Q&A □解説 岡絵理子(関西大学環境都市工学部建築学科教授) ◆著者プロフィール◆ 1980年大阪府交野市生まれ。団地ソムリエ。一番好きな団地は日本住宅公団の市街地住宅。団地好きが高じ、新聞・雑誌・Webメディアへの団地関連の寄稿多数。これまで団地引っ越しまで導いた人数は200人を超える。人生の中で得することを色々な人とシェアするのが生きがい。珍スポットクラスタの金原みわ、廃墟クラスタのだみあん君と共に大阪此花千鳥橋にあるイベントスペース〈PORT〉にて異業種趣味交流イベント『別世界Bar』を毎月開催。 所属:団地愛好家集団チーム4.5畳/銭湯電気保養協会/ドムドム連合協会/日本サぱ協会/別世界Barクルー/バンド「BOWLING No.9」「ザ・ローレルズ」(共にトランペット担当) Twitter:@kenchin HP「ゲタバキ天国へようこそ!」https://www.danchibar.com/ 【判型】A5並製(148×210mm) 【頁数】32p(オールカラー) 【発行】2019/08/01 【著者】けんちん 【デザイン】鈴木隆文(buzzdesign) 【ジャンル】団地、住宅、市街地住宅、ゲタバキ住宅、建築、昭和レトロ
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売り切れ 八画文化会館叢書vol.01 ビックリ廃墟ジャーナル
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1990年代後半から現在に至るまで、ネットを中心に盛り上がりをみせる廃墟カルチャーは、魅力的な廃墟の発見と、廃墟マニアの主観を掛け合わせることで成り立ってきた。 同じ廃墟マニアでも、廃墟のどんな部分が心の琴線に触れるかは千差万別である。ひとつの廃墟が、心霊スポットだと思ったら貴重な産業遺産だったり、芸術的に美しい風景と思ったらコスプレポーズをキメる背景として利用されたりと、訪れた人間のセンス次第で、その価値はコロコロ変わるのだ。 しかし、そんな廃墟マニアのなかに、知的好奇心や芸術的センスを持ち合わせていないのにも関わらず、動物的な直感で数多くの廃墟を巡る不思議な人たちがいた。それが、本誌の著者RUINS 4 MAFIAの4名である。彼らが愛好する廃墟に共通するのは、本誌のタイトルにあるとおり「ビックリした!」という感嘆だけである。 私は、4人と交流があるからよくわかるのだ。そんなのばっかり見つけては喜んでいるのだ。では一体、彼らは何に対してビックリしているのだろうか? それは、廃墟に残された謎(ミステリー)と、刺激(スリル)と、混乱状態(パニック)である。 正確には、謎と刺激と混乱があれば、廃墟であってもなくても良いのだ。ただ、廃墟にそれらが多いというだけである。廃墟という場所が、地域から黙殺されて忘れ去られたとき、誤解の余地が生まれ謎に包まれてゆく。彼らは、その状態が一番面白いということを知っているのだ。 だから、積極的に調査分析したり、記念ポエムを一句詠んでみたり、キメポーズで自撮りしたりしない。ただ、豆鉄砲をくらったハトのようにビックリ(感動)しているのだ。鮮烈な感動と俗物感丸出しの好奇心。それこそが彼らが旅に出る理由であり、旅の目的地が廃墟である理由なのだ。 そんな本誌は「八画文化会館叢書」シリーズの記念すべき第一弾である。八画文化会館叢書とは、2011年に東京で創刊したトラベルカルチャーマガジン『八画文化会館』からスピンオフされたシリーズで、根底にあるのは、一般流通できない題材や著者をフックアップして、冊数限定で直販売するというインディーズ精神だ。一般流通では決して取り扱ってくれないドープな記事が詰まった本誌は、まさにシリーズ第一弾にふさわしい企画である。(解説より) ◆目次◆ ■ミステリー 科学では証明できない!21世紀に残されたミステリアスな廃墟に迫る!! 01…髑髏塔 02…イジメもやまる日本発祥の地 03…オブジェだらけの廃園 04…舞鶴朝鮮初中級学校 05…18禁の竹やぶ 06…小豆島大孔雀園 ■スリラー 日本列島が大震撼!信じられない怪奇な廃墟があなたを呼んでいる!! 07…ラブホテル・セリーヌ外伝 08…お山公園洞窟 09…キューピーの館 10…赤い糸と釘の家 11…魔女の館 ■パニック 廃墟に潜む、怪人、怪獣、幽霊達の大パレード! 無事に生還できるか!? 12…洞窟大探険「恐竜の世界」 13…K湖野猿公園「何か変だな? まっ暗な部屋」 14…志高ユートピア「幽霊屋敷」 15…Rロープウェイ人形小屋 □ビックリ廃墟ジャーナル □解説 酒井竜次 ◆著者プロフィール◆ Punch-Hunter KUZE 廃墟歴30数年。主に関東を中心に活動し、珍スポ系の廃墟を愛好している。特にブキミな姿となった人形が大好物で、それをオカズにご飯3杯は食べられると豪語する。コードネームはチキンのジョー。 「ポンチハンター」http://www5f.biglobe.ne.jp/~punch-ht/ Takeping 廃墟界の怖いもの知らず暫定3位。数々の難攻不落の廃墟を運に恵まれたり釣り人を装ったりして攻略する。しかし繊細な面もありウエットティッシュを常備する。廃墟パートナーの嫁にトイレが長くてよく怒られている。 「PARADISEを探して」http://www.tok2.com/home/nandemoari/ Ill Capone はじめての廃墟から早10年。はじまりは「廃墟の歩き方」との出会いであった。廃墟との出会いが自己の宇宙的概念を一変させ、それまでの生活様式が一変する。よって大学卒業に11年を要した。好きなビートは16ビート。 「TALKIN’ TRASH」http://talkintrash.fc2web.com/ Juicy EYE 初めて訪れた廃墟、奥多摩のロープウェイで偶然、心霊写真の撮影に成功。以降オカルト、ミステリー系の廃墟を愛好するも、ヘタレな性格が災いし、現場でのポジションは最後尾。廃墟発見時の合言葉は「トラ・トラ・トラ」。 「八画文化会館」http://hakkaku-culture.info/ 【判型】A5並製(210×148 mm) 【頁数】32p(オールカラー) 【発行】2014/12 【限定】1000部限定発売、シリアルナンバー付き 【著者】RUINS 4 MAFIA 【デザイン】中田舞子 【ジャンル】廃墟、終末観光、珍スポット、オカルト、心霊スポット、ミステリースポット